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【パーツ解説】HDDの選び方・パーティション分割って必要?

【パーツ解説】HDDの選び方・パーティション分割って必要?

ハードディスク(HDD)とは、データを保存するドライブ(記憶装置)です。
アクセス速度が格段に速いSSDの登場で、これまで記憶装置の定番として鎮座していたHDDの肩身はやや狭くなりつつありますが、大容量の記憶装置としはまだまだ活躍しています。
OSやアプリのインストール先をSSDに、ファイルやデータの保存先はHDDに…という使い分けが一般になってきました。
今回はそんなHDDの選び方について解説していきます!

HDDの選び方

今回はHDDメーカー各社の特徴をもとにHDDの選び方を解説していきます。

1990年代では10社以上のHDDメーカーがありましたが、現在では寡占化が進み3.5インチHDDメーカーは以下の4社となっています。

  • Western Digital(略称WD)
  • Seagate
  • 東芝
  • HGST

Western Digital(WD)

世界最大の老舗HDDメーカーWestern Digital(WD)は、PC用3.5インチHDDで現在最も勢いがあるメーカーです。

HDD選択で迷った場合は、実績と信頼のあるWDのHDDを選んでおけば間違いないです。

WDのHDDは、用途別にBlue、Black、Red、Purple、Goldの5色でシリーズが分けられています。
blue・・・あらゆる用途に適応するスタンダードモデル・デスクトップPC向け
black・・・ハイパフォーマンスモデル・ゲーミングPC向け
Red・・・NAS(ネットワーク接続)用に設計。24時間365日の稼働を想定してあり耐久力がある
Purple・・・監視カメラ向け。PCではあまり採用されない
Gold・・・データセンター向け。365日24時間稼働を想定しつつ、コストパフォーマンスも重視しているモデル。PCでTV録画をしたり、外付けHDDケースを介してTV接続するような場合におすすめ

とりあえずHDDが欲しいという場合は、WD Blueシリーズをが価格も安く無難です。
また耐久性を重視する場合は、NAS用高耐久が売りのWD Redシリーズを選択しておくのがおすすめです。

今時のゲーミングPCでは、システムドライブはSSDを用意するのが定番ですが、システム用としてHDDを使用したい場合に、システムドライブ用として考慮されているWD Black、WD GoldシリーズのHDDを選びましょう。

Seagate

Seagateも、3.5インチHDDで大きなシェアを持つメーカーです。

最近では、大容量のHDDで定評があります。

  • 4TBのST4000DM004 [4TB SATA600]
  • 6TBのST6000DM003 [6TB SATA600]
  • 8TBのST8000DM004 [8TB SATA600]

以上の製品が狙い目です。
特に、8TBのST8000DM004は他社の追随を許さない価格(約17,000円)となっていますので、動画など大容量のデータを保管する方にはおすすめです。

Seagateといえば、SMR(Shingled Magnetic Recording)という大容量技術で有名です。
SMR技術とは、データをプラッタに記録する際にトラックを瓦状に重ねた形で書き込むことで、記録密度を高めてHDDの大容量化を図る技術です。

東芝

東芝といえば2.5インチHDDのイメージが強いですね。
WD社が2012年にHGSTを傘下とした際、各国の独禁当局より設備の一部を売却するよう求められ、東芝がその生産設備を入手した事から、結果としてコンシューマ用3.5インチHDDを生産する事となりました。
WD、Seagate共に苦手という方の選択肢としてアリと思うメーカーです。

HGST

HGSTは、2012年にWD社の傘下となり、近年ではエンタープライズ用やNAS向けといった用途へ主軸を移しています。
HGSTのHDDは現在では割高感がありますので、PC用途として主流にはなりませんが、特に耐久性重視といった用途で選択される場合が多くなっています。

5400rpmと7200rpmの違い

ハードディスクには、5400rpm(一部5700rpmや5940rpm)と7200rpmのものが存在します。
rpmは1分間あたりのプラッタ(HDD内の円盤)の回転数を表しています。

7200rpmのHDDの方が転送速度やランダムアクセスの面で有利です。
5400rpmのHDDは、7200rpmのHDDと比較すると遅いというデメリットがありますが、省電力で発熱が低く静音性が高いというメリットがあります。

HDDの選び方のまとめ

PC向け3.5インチHDDメーカーは、WDとSeagateの2強状態です。
HDDの必要な容量が決まったら、あとは価格と好みでHDDを選びましょう。
高耐久なHDDが欲しい場合は、WD Redシリーズがおすすめです。
なお、システムドライブ用のHDDであれば、7200rpmのHDDを選択しましょう。

BTOのゲーミングPCでは、初期構成のHDDは「2TB」「1TB」というような容量の記載があるだけでメーカー名は指定出来ない状態となってます。信頼のできるメーカー製のHDDを使用したい方は、構成変更から好みのメーカーを選びましょう。ドスパラのGALLERIAでは、初期構成でWDもしくはSeagateといった大手メーカー製が採用されているので心配は不要です。
単なる倉庫用途だけでは無くランダムアクセス性能を重視するのであれば、7200rpmの記載がある、「SEAGATE 2TB HDD (ST2000DM006, 7200rpm)」を選択しましょう。

パーティション分割って必要?

パーティション分割というのは、一つのハードディスクを分割することです。SSDを搭載しいないPCでHDDが1基搭載されているときは、一つのHDDを¥Cと¥Dに分けて¥CをOSなどシステムのインストール保存先に、¥Dは写真などのデーター保管の倉庫用として部屋を分けることで快適な環境にすることができます。
しかし最近のBTO ゲーミングPC(ドスパラ GALLERIAシリーズ等)では、システムドライブはSSD、データ用はHDDの構成が主流となっており、HDDは倉庫用ですのでパーティション分割の必要性は特にありません。

万が一、パーティション分割の必要が出てきた際は、パーティション管理ソフトにて分割する事をおすすめします。HDD内のデータを保持したままパーティションの分割が可能です。
ただし空き領域が必要ですので、早めの判断が吉となります。

フリーのパーティション管理ソフトとしては、以下のソフトウェアが有名です。
・AOMEI Partition Assistant
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/aomeiparti/

・MiniTool Partition Wizard
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/partwizhome/

なお、1台のHDDのみでPCを運用する場合は、Cドライブ200~300GB、Dドライブを残り全部といった感じで、パーティション分割する事をおすすめします。
この方がシステムドライブ(Cドライブ)のバックアップが取りやすいというメリットがあるからです。

ちなみに、Windows10に付属するシステムイメージバックアップ機能は、Windows 10 Fall Creators Update(1709)以降で非推奨になっています。
Microsoftでは、サードパーティ製のシステムバックアップソフトの使用を推奨しています。

以上、HDDについて選び方から、パーティションの必要性について解説しました。参考にしていただけると幸いです。

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