本気で勝ちたいゲーマーにおすすめのゲーミングPC・ゲームパソコン

ハイエンドCPUとは ~ Skylakeの概要と内蔵グラフィックスの進化

ハイエンドCPUとは ~ Skylakeの概要と内蔵グラフィックスの進化

パソコンの心臓部ともいえるCPU。ハイエンドCPUの姿を見ると、今後のCPUメーカー(Intel、AMD)の展望を垣間見ることができます。2015年8月5日に、Coreプロセッサとして第6世代となる、開発コードネーム「Skylake」の最初の製品がリリースされましたので、それを例にご紹介していきましょう。今回第一弾として登場したのは、「Skylake-K」と言われる、Core i7-6700K および Core i5-6600K の2つです。末尾に-Kが付くことでも分かるように、倍率ロックフリーモデルとなっています。

・Intel CPUの性能比較ページはこちら
・Intel CPUの製品一覧ページはこちら
・最新チップセットに対応したガレリアシリーズ一覧はこちら>>

Skylakeの概要

プロセッサの概要としては、製造プロセスは14nmで第5世代から変化はありません。CPUパッケージは、LGA1151となり、前のHaswellおよびBroadwell世代で採用されていたLGA1150と互換性はありません。しかし、CPUクーラーの固定位置、マザーボード上の穴の位置はLGA1150世代と同じで、基本的にLGA1150対応のCPUクーラーが流用できるようになっています。ちなみに、今回発売された、Core i7-6700K および Core i5-6600K はどちらもCPUクーラーは付属しませんので単品購入される方は注意して下さいね。

CPUに統合されているメモリコントローラは、DDR4とDDR3Lに対応(正確には、デュアルチャネルDDR4-2133/DDR3L-1600に対応)。DDR4に対応するようになったのは大きな変化となります。同じタイミングで発売されるIntel 100シリーズのチップセット搭載マザーボードの構成を見ても、DDR4メモリの搭載が優先されていて、DDR4メモリの店頭売価の値下がりとともに、このタイミングで大きく普及することになると思われます。DDR4対応による効果は、直接にはメモリの帯域幅拡大となります。DDR3Lのチャネルあたり帯域が25.6GB/s、DDR4のチャネルあたり帯域が34GB/sとなり、約33%の帯域拡大となるということです。

内蔵グラフィックスの進化

今回登場したSkylake-K は、DirectX 12に対応する新GPU「Intel HD Graphics 530」を内蔵しています。前世代に当たるIntel HD Graphics 4600を備えるCore i7-4790Kとの性能差は、内蔵GPUを使用したベンチマークテストで10~25%程度の向上が見られていると報道されていますね。例えば、ドスパラの公式ブログでは、約20%の性能向上という記述となっています。こうやってグラフィック性能が順調に進化していくと、いずれはゲーミングPCにもグラフィックボードが不要となる日が来るかもしれませんね。

他、クロックジェネレーターが外付けとなったことも明らかとなっていて、ベースクロック設定の柔軟性は高くなっています。つまりオーバークロック設定はより細かく設定可能となっていることになり、一部のマニアにとっては嬉しい仕様かもしれないですね。

Intel Z170チップセット

同時にリリースされた対応チップセット「Intel Z170チップセット」では、CPUとPCH(Platform Controller Hub、いわゆるサウスブリッジ)間が従来のDMI(Direct Media Interface) 2.0からDMI 3.0へ変更されていることが最大の特徴となります。Intelの公式見解として「Intel 9シリーズチップセットと比較して40%のI/Oレーン速度向上」がもたらされるという報道があります。この帯域幅拡大により、Intel Z170チップセットでは、6基のSATA 6Gbpsポート、最大10基のUSB 3.0ポートをサポートしているほか、最大20レーンのPCI Express 3.0が提供されています。PCI Expressバスに関しては、Intel Z97 Expressの最大8レーン(PCI Express 2.0)から大幅に増強されていることが特徴です。Intel Z170チップセットを採用したマザーボードでは、この増強されたPCI Express 3.0レーンを活かして、接続にPCI Expressを利用するM.2とSATA Expressを複数実装しているケースが多く見られています。

自作時の注意点

Intel Z170チップセットは、標準状態ではUSB1.1が無効化されていると報道されています。従って、Intel Z170チップセットを搭載したマザーボードを用いて新規に組み上げたPCでは、Windows7(Srvice Pack1)をインストールした際に、USB1.1接続のキーボードマウスが認識されない危険性が指摘されています。ここは注意しましょう。(Windows 8.1以降は、xHCIコントローラドライバがインストールメディアに組み込まれているので問題は発生しません)

今後の展望

総合的には、性能向上が前世代のCPUと比較して顕著に見られるということではなくて、CPUとメモリの間、CPUとPCH(サウスブリッジ)の間での帯域拡大という、将来的な性能拡大に備えた基盤の整備という意味合いが強いものになっています。SkylakeアーキテクチャのCPUは今後も続々と登場してくると思われますが、数世代をかけて、帯域幅の拡大を通じてゲーミングPCでのより高度なゲーミング表現が実現されてくると思います。今後の発展がとても楽しみですね!

・Intel CPUの性能比較ページはこちら
・Intel CPUの製品一覧ページはこちら
・最新チップセットに対応したガレリアシリーズ一覧はこちら>>

当サイトのおすすめゲーミングPC


GALLERIA XT

インテル Core i7-6700
NVIDIA GeForce GTX960 2GB
メモリ 16GB
129,580円

詳細を見る


GALLERIA XF

インテル Core i7-6700
NVIDIA GeForce GTX1070 8GB
メモリ 8GB
159,980円

詳細を見る


GALLERIA ZG

インテル Core i7-6700K
NVIDIA GeForce GTX1080 8GB
メモリ 32GB
229,980円

詳細を見る

このページは「ハイエンドCPUとは ~ Skylakeの概要と内蔵グラフィックスの進化」のページです。本気で勝ちたいゲーマーに向けて、主にDOSPARA(ドスパラ)の勝てるゲーミングPC(パソコン)の紹介や、ゲーミングPCのパーツの解説をしています。適切なBTOパソコンを選び、勝利を掴みたい人を応援するサイトです。