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【パーツ解説】SSDの選び方・性能の見方

【パーツ解説】SSDの選び方・性能の見方

今年の春から、SSDの価格が大幅に安くなりましたね。
まだまだ安くなる気配がありますが、欲しいときが買い時でもあります。

今回は、SSDの選び方と性能の見方について説明します。

SSDの選び方

①メーカー

価格を最優先せず、品質に定評ある有名メーカー品を選びましょう。

NAND型フラッシュメモリ(データ格納用途のメモリ)を自社製造してるメーカーのSSDは、一般的に品質が高く高性能で安心できます。
具体的には、Samsung、Intel、Crucial Micron、SanDisk、Western Digital(WD)が挙げられます。

BTOショップのゲーミングPCを購入する際、構成の初期設定ではメーカー名が記載されていない場合が多いです。これはその時のショップの在庫状況からメーカー側が選んで組むからです。メーカーにこだわりたい場合は、構成変更から好みのメーカーを選択するか、購入前サポートにどのメーカーのSSDが使用されるのか問い合わせてみましょう。SSD突然死のリスクを避けるために、可能な限り有名メーカー品を選択することをおすすめします。
ネットのレビューを調べてみるとドスパラのGALLERIAはCrucial MicronとWDの使用率が高いです。ツクモのG-GEARでは初期構成でもメーカー名の記載があるので安心です。

②容量と速度

SSDは、コントローラーがNANDフラッシュメモリに並列アクセスする事により、転送速度の向上をはかっています。そのため大容量品が速度的に有利です。

現行SSDのラインナップとしては、120GBクラスから製品が存在しますが、速度、特に連続書き込み速度の観点から考えると、240GB以上の製品を選ぶのが賢明です。
予算に余裕があれば、500GBクラス以上のSSDをおすすめします。

③MLCとTLC

現行のSSDに採用されているNANDフラッシュメモリには、MLCとTLCのもの2種類が存在します。
・MLCは、Multi Level Cellの略で、1つの記憶素子に2bit(4値)からなるデータを記録しています。
・TLCは、Triple Level Cellの略で、1つの記憶素子に3bit(8値)からなるデータを記録しています。MLCよりも多くのデータを記録できるため、より安価で大容量のSSDを作れるようになりました。

ちなみに、Samsungでは、850EVO、860EVO、960EVO、970EVOシリーズのSSDにおいて、「V-NAND 3bit MLC採用」との表記をしておりますが、3bitでの記録ですのでTLCと同じ意味となります。
MLC採用のSSDのほうが書き込み速度、耐久性で優れているため、一昔前ではTLCはMLCの廉価版で信頼できないというレッテルを貼られていましたが、今は格段に性能が向上し、速度においてはMLCと変わらないです。性能的に問題なくコストパフォーマンスに優れていることから、現行のコンシューマー用SSDでは、TLC採用SSDが主流となっています。

④2.5inch SATA SSDとM.2 NVMe SSD

これはインターフェース(接続規格)の種類です。SSDにおけるインターフェースとはSSDをパソコンや周辺機器に接続する規格のことで、データを記録したり読み取るのに必要なものです。

2.5inch SATA SSDは、2.5inch HDDと同じ形状かつ同じインターフェースのため、現在主流のSSDとなっています。
SATA 6Gbpsのインターフェース速度は表記上は600MB/sとなっており、実際の転送速度は560MB/s程度が上限となります。

2.5inch SATA SSDのCrystalDiskMark測定結果例

【パーツ解説】SSDの選び方・性能の見方

M.2 NVMe SSDは、新規格のSSDで、約4GB/sのインターフェース速度を誇ります。最近では、実測で3000MB/s以上の読み込み速度をたたき出すSSDが各社から出揃いました。
現在の選択肢としては、Samsung、Intel、SanDisk、Western Digital(WD)製品があります。

最近では、BTOショップのPCでもM.2 NVMe SSDが選択可能となっていますので、最速ストレージが欲しい方はM.2 NVMe SSDを選びましょう。

M.2 NVMe SSDのCrystalDiskMark測定結果例
【パーツ解説】SSDの選び方・性能の見方

 

性能の見方

シーケンシャルリード(最大読み込み速度)

文字通り、ある程度のファイルサイズ(1GB以上)の読み込み速度を表しています。
重量級ゲームのロード時間の目安となりますので、とても重要です。

CrystalDiskMarkの測定結果を採用しているメーカーが多いです。

シーケンシャルライト(最大書き込み速度)

ある程度のファイルサイズ(1GB以上)の書き込み速度を表しています。
こちらもCrystalDiskMarkの測定結果を採用しているメーカーが多いです。

ランダム読み込み IOPS

4KBのファイルをランダムに読み込む際のパフォーマンスを表しています。
今時のSSDでは、80000IOPSが目安となります。
各メーカー共にIOmeterというソフトで計測している事例が多いです。
CrystalDiskMarkのテキスト保存でもIOPSは表示されます。

現行のSSDがHDDよりも数十倍ランダムアクセスが速いのは確実ですので、有名メーカーのSSDでは、ランダム読み込みIOPSの値は特に気にする必要はありません。

TBW

Total Byte Written、つまり総書き込みバイト量の事です。
SSDには書き込み量によるSSD寿命が存在しており、各メーカーでは保証する最大書込量をTBW○○○TBとして表示しています。
現時点でのSSDの総書込量は、CrystalDiskInfoにて確認可能となっています。

【パーツ解説】SSDの選び方・性能の見方

まとめ

SSDを選ぶ際は、有名メーカーかつ、なるべく大容量の物を選びましょう。
また、「最速」を気にする方には、M.2タイプのNVMe SSDがおすすめです。

参考にしてみてくださいね!


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