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【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方

前回の記事はこちら→【初めてのゲーミングPC】④CPUの選び方

前回CPUを選び、今回はCPUクーラーの選び方についてお話します。

CPUクーラーとは

前回のCPUの選び方でもお話しましたが、CPUは負荷がかかるとかなり熱くなるパーツです。性能が良いほど発熱します。CPUが頑張りすぎてオーバーヒートしてしまうと半導体の回路が傷み、最悪故障して動かなくなってしまったり、周りのパーツもCPUの熱に影響を受けて動作不良を引き起こす可能性もあります。CPUは性能に伴った冷却をするために、クーラーの装備が必須になります。

CPUクーラーの種類

CPUクーラーは大まかに3種類あります。BTOショップによって製品の名前は違いますが、どこのショップも「標準」「ヒートパイプ式」「水冷式」というようなことが書いてあるはずなので、この3つの違いを知って選びましょう。

標準のCPUファン

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方

CPUにもともと付属しているCPUメーカー純正のクーラーです。『リテールクーラー』と表記されていることもあります。
IntelもAMDもCPUとファンはセットで販売しています。
初めに注意してほしいのが、AMDのCPUを選択している人は、CPUクーラーは付属の純正クーラー一択になります。
AMDは純正以外のクーラーを使用すると保障の対象外になります!
でも安心してください、AMDの純正CPUクーラーはか静音性と冷却性どちらも備えている高性能なクーラーです。
IntelのCPUクーラーも、メーカーが「このCPUならこのファンでオーバーヒートを抑えられる」という基準で付属しているので、オーバークロックさせない限りは冷却性能に不十分なことはありません。しかし上のIntelの純正CPUクーラーの画像を見て頂ければわかると思いますが、純正のCPUファンは、直径が小さい幅広の羽根を高速回転して風を送るので、静音性が低いのです。ネットサーフィンやオフィスソフトの使用くらいならファンはそこまで頑張らないのですが、マルチタスクで3Dゲームやエンコードなど負荷のかかる作業をしているときはファンはフル稼働します。フル稼働時はブィィィーーーンッ!と結構な音がするので、作業に集中したい人や深夜に使用する場合は静音性のあるクーラーを検討しましょう。静音性にこだわらない人でも、core i5以上のグレードのCPUは温度が急上昇しやすいことから、別途冷却性能が良いクーラーを選ぶことをお勧めします。CPUの熱はCPUの寿命を縮める原因になるので冷却性能はとっても重要です!

ヒートパイプ式

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方
ヒートパイプ式は、CPUの熱をヒートパイプを伝ってヒートシンク全体に放熱させて、ファンの風で冷却し、またヒートパイプを伝ってCPUを冷やす…というとことを高速で循環させて熱交換している仕組みのクーラーです。ヒートパイプがあることで、ヒートシンクに無駄なく均等に熱を送ることができ、純正クーラーよりも効率よく冷却できます。
ファンもヒートシンクの面積に合わせて大きく作られているものが多いので、回転数が少なく静音性もあります。

水冷式

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方
水冷式は、チューブに通った冷却液が熱を吸収し、ラジエーターへ送り、ファンがラジエーターに風をあてることで熱を吸収した冷却液を冷やし、冷めた冷却液でふたたびCPUの熱を吸い取る…というのを循環させて冷却する仕組みのクーラーです。
昔は冷却液の補充などのメンテナンスで玄人向けとされていましたが、今は冷却液の交換がいらない簡易水冷が主に使われ、機械に詳しくなくても手軽に選択できるようになりました。
空冷式より冷却性能に優れ、静音性も高く、ほこりもつきにくいので予算に余裕がある人にはお勧めです。

トップフロー型とサイドフロー型

クーラーには『トップフロー型』と『サイドフロー型』という型があります。『トップフロー型』はマザーボードと並行に取り付けるタイプで、CPUと一緒にマザーボードの冷却も担うことができます。厚みも小さく、省スペースに取り付けられることからスリムケースに搭載されることが多いです。純正のクーラーもトップフロー型になります。送風方向がケースの排気口に向いていないので、籠った熱をケース内に拡散させてしまうデメリットがあります。
『サイドフロー型』はマザーボードと直角に配置するタイプでCPUを冷却した後の生暖かい空気を背面ファンから排気させることができます。マザーボードは別途エアフローで冷却する必要があります。大きく重量もあるものが多いので、ケースによっては取り付けられない場合があります。

BTOショップのCPUクーラーから選んでみよう!

BTOショップが用意しているCPUクーラーを見てみましょう。
今回もゲーミングPCを扱っている国内BTOショップで人気な4社(『GALLERIA』のドスパラ【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方、G-Tune【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方の『マウスコンピューター【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方』、『LEVEL∞』のパソコン工房【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方、『G-GEAR』のツクモ)を例に見てみます。

ドスパラ

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方
ドスパラでは『ノーマルCPUファン』『静音パックまんぞくコース』『水冷パック』と種類があり、タワーケースは『静音パックまんぞくコース』が標準仕様となっていて、スリムケースとミニタワーは『ノーマルCPUファン』一択となっています。
『ノーマルCPUファン』は、純正クーラーと同じトップフロー型で、より冷却性能が良いものが使われています。どこのメーカーのクーラーが搭載されるかは非公開ですが、レビューを見るとDEEPCOOL社のものが使われていることが多いみたいです。
『静音パックまんぞくコース』は大型の低速回転ファンで風量を落とすことなく静音性にすぐれたヒートパイプ式のサイドフロー型クーラーが使われます。
『水冷パック』は完全に密閉され、冷却液の追加や入れ替えが不要なメンテナンスフリータイプの水冷ユニットを採用しています。ラジエーターは、ケース背面の排気ファンを利用してケース内の排気と冷却を同時に良く行うことができる、効率のいい冷却システムになってます。
ちなみに私が現在使用しているGALLERIAは静音まんぞくコースです。DEEPCOOL社のサイドフロー型クーラーが搭載されています。めちゃ静かです。ケースはエアコンのない部屋で机の下に設置していますが熱いと感じたことはありません!名の通りまんぞくしてます。
なので個人的には水冷にグレードアップする必要はないかな~と思っています。

マウスコンピューター

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方 マウスコンピューターは『標準CPUクーラー』『オリジナルサイドフローCPUクーラー』『水冷CPUクーラー』と種類があります。マウスコンピューターは構成されるパーツが変動するため、『標準クーラー』は、必ずしも純正クーラー(リテールクーラー)が搭載されるというわけではなく、他メーカーのトップフロー型クーラーが搭載される場合もあります。純正クーラー(リテールクーラー)を避けたいという方は『オリジナルサイドフローCPUクーラー』か『水冷CPUクーラー』を選択した方が確実です。
『オリジナルサイドフローCPUクーラー』はヒートパイプ式のサイドフロー型クーラーです、ファンの大きさが9㎝ということなので、それほど大型ではないので静音性はそこまで高くないかもしれません。
『水冷CPUクーラー』はメンテナンスフリーの水冷クーラーで、ケースに合わせて2種類のファンとラジエーターを用意しています。それにより、大型グラフィックカードやドライブの搭載に干渉ぜず、拡張性を保ったまま設置できるようになっています。
静音性を求めるなら『オリジナルサイドフローCPUクーラー』より『水冷CPUクーラー』の選択をおススメします。

パソコン工房

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方
パソコン工房は『標準』とされているものは純正(リテール)クーラーが搭載‐されます。他の選択肢としては、古くから多くのPCユーザーに愛用されている信頼できるCPUクーラーのメーカーであるCOOLMASTER社の『ヒートパイプ式サイドフロー型クーラー』、メンテナンスフリーの『水冷CPUクーラー』が選択できます。
ケースによっては固定されていて選択できなかったりしますが、パソコン工房は初期構成がヒートパイプ式や水冷式になっているPCが多いです。選択肢にリテールクーラーがあるPCのほうが少ないかも。コンパクトケースの『LEVEL∞C-Class』シリーズはすべて水冷クーラーがデフォルトになっているので、ものによっては構成変更の必要はないかもしれませんね。

ツクモ

【初めてのゲーミングPC】⑤CPUクーラーの選び方
ツクモでは初期構成では純正(リテール)クーラーが搭載され、オプションで水冷・ヒートパイプ式が選択できるようになっています。(core i9搭載の超ハイエンドPCは水冷一択になっています。)CPUクーラーのメーカーがはっきり記載されていて、静音性に優れた製品を扱ってます。ヒートパイプ式は種類も複数あるのでメーカーにもこだわりたい人は良いですね。

結局何をえらんだらいいのか

  • core i5以下で音を気にしない人→標準(リテール)クーラーなどトップフロー型
  • core i7の人→ヒートパイプ式
  • core i7で静かに作業したい人→ファンの直径が12㎝以上のヒートパイプ式
  • 予算に余裕がある人で埃掃除などのメンテナンスに手間をかけたくない人→水冷式
  • オーバークロックする・マルチタスクでエンコードなど重い作業をする→水冷式

※ファンは大きいほど静音性が良くなります。ヒートシンクの大きさ(厚み)によってはケースの拡張性を狭めてしまう場合があります。


次回はCPUグリスについて選び方を考えていきます!
グリスは初心者の方の質問が多い項目です。

 
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