本気で勝ちたいゲーマーにおすすめのゲーミングPC・ゲームパソコン

CPUの基礎知識 ~ CPUを選ぶ時のポイント

筆者がゲーミングPCを選ぶ上で一番重要だと思うポイントはグラフィックカードです(色々なご意見はあるかと思いますがあくまでも筆者的にです)。そして、その次はどのパーツかと聞かれればCPUと答えます。

CPUは「クッキング・パワー・アップ」の略で、オンラインゲームの世界で「離席します」と言って早メシを済ませる廃人パソコンゲーマーによる最強の3分間クッキング法・・・というものではありません(DAI○Oか!)。CPUは「セントラル・プロセッシング・ユニット」の略でパソコン内の処理や演算、機器制御を行なうパーツで、人間でいう脳のようなものです。今回は、今(2016年4月)ゲーミングPCを買う(自作する)のであればどのCPUを選択すれば良いのかを考えてみたいと思います。

今回の記事でご紹介したIntel CPUの一覧はこちら>>
Intel Core i7 CPU搭載のゲーミングPC一覧はこちら>>

intelとAMD

その昔、寝ても覚めてもAMDのCPUが欲しい時期がありました。AMDのK6-2シリーズが欲しくて欲しくて毎日値段が下がらないか価格を調べていたものです。このK6-2シリーズは筆者の知人周りではかなりヒットしましたのでパソコン組み立て経験20年以上ある方なら買った方も多いと思います。

K6-2について簡単に書きますが、当時ソケット7(マザーボードのCPU取り付け部のソケット形状)というものがあり、対応CPUはFSBが66Mhz程度でした。ソケット7の上位互換にスーパーソケット7という規格が生まれ、それに取り付けられるCPUがFSB 100Mhzに高速化、さらに3D Nowという独自の機能をそなえたものがAMDのK6-2シリーズでした。

新人類の読者からすると「100Mhz??蚊がとぶようなスピードだな!?」と思われるかもしれませんが、当時の筆者たちにとってはギレンの演説に熱狂するジオン公国国民のような勢いがありました。この時からIntelとAMDは別々の独自ソケットになっていきました。筆者の知人もみんなAMDのK6-2にしましたし、恐らくですがこの時のAMDのCPUが、今までのAMD CPUの中で一番波に乗ったときではなかったかと思います。しかし、いまやAMDのCPUの型番を聞いても、どのIntel CPUに近い性能の製品なのかも分からない方が多いのではないでしょうか。K6-2時代を知る筆者としては残念なのですが、今は Intel CPUに分があり、おすすめと言えます。

具体的にどのCPUが良いのか

それでは、ゲーミングPCを入手するという目的として、具体的にCPUを選択するならばどのCPUが良いのでしょうか。

初心者、もしくは久しぶりの買い替えで新規に一式ゲーミングPCを買う方ということであればIntel i7-6700もしくはi7-6700Kをおすすめします。

「K」が付くCPUと付かないCPUとでは何が違うのかと言うと、「K」付きは倍率変更でのオーバークロックに対応したCPUで、「K」が付かないCPUは非対応ということになります。オンラインゲームをプレイする、インターネットを利用するなど、通常使用程度であれば「K」が付いていないCPUでも十分な性能です。価格面はともかく消費電力とパフォーマンスがちょうどよいと思える製品です。

「価格も考慮しろよ」とおっしゃるのであれば、Intel i5-6600あたりがおすすめCPUになります。

現在のパソコンライト勢の大衆的な意見はCPUにしてもグラフィックカードにしても消費電力はほどほどなのにパフォーマンスはなかなかイイネという物を求めている気がします(筆者の錯覚でなければ)。一部、自宅のブレーカーが落ちようが消費電力なんか知るもんか、エアコンより電気の食わないPCなんてネット専用のセカンドPCだ、という方もいます。もちろんそんなにヘビーなゲームや重たいアプリケーションを動かさないのであれば、Intel i5-6500やi5-6600あたりで問題ありません。

ただしそれ以下の性能のCPUになると、そもそもゲーミングPCにする必要性があるのかという事になってきます。ちなみに筆者が現在使用している2台のPCのCPUはIntel i7-4790Kとi7-4790で、i7-6700シリーズに買い換えてたとしても性能はわずかに上がるものの、体感できないレベルだろうと判断しi7-6700にはしていません。しかし、2~3世代後継のCPUになると性能が飛躍的に上がることが多いですので、その場合は買い換えることが多いです。

旧製品なんてどうでもいい、性能がほぼ変わらなくても最新であることが最重要課題、旧製品との比較などせずに毎年最新CPUに買い換えることが醍醐味・・・という方もいるかもしれませんが、そういう方はそのポリシーに尊敬します。

アーキテクチャ

たまに記事や口コミサイトで見かける方も多いと思いますがIntel i7-6700やi5-6600などの最近のCPUのアーキテクチャ(設計仕様)は「Skylake(「スカイレイク」と読みます。航空会社の名前ではありません。)」と呼ばれています。Intelの第6世代Coreとなります。それ以前のアーキテクチャではBroadwell(第5世代)、Haswell RefreshおよびHaswell(第4世代)がありました。製造プロセスのことなど難しいことを書き出すときりがないので、Skylakeという言葉だけなんとなく覚えておけば大丈夫です。前世代(Haswell)と比較し、14nmプロセスルール採用による内部構造の微細化で動作効率が高くなり、クロックあたりのパフォーマンスが向上し内蔵グラフィック機能もパワーアップされました。

初心者の方、5年以上買い替えをしていない方への予備知識

ずっとマザーボートにオンボードという形で付いていたグラフィック機能が2010年頃からCPU内に内蔵されるようになり、2011年にはCPUとGPUをコアレベルで統合化しました。5年以上パソコンを買い換えてない方の中にはこのことを知らない方もいると思います。

Intel i7-6700KにはIntel HDGraphics 530(最大周波数1.15GHz、DirectX11.2対応)というプロセッサー内蔵グラフィックスが搭載されています。このHDGraphics 530は内蔵にしては高い性能で軽めの3Dゲームならグラフィックカードが無くてもプレイできます。どの程度の能力か多分ググろうとするかたも多いと思いますので、先にググって見たところFF14 蒼天のイシュガルドベンチ(ノートPC・標準品質・1920×1080)で2500前後のスコアのようです。なお公式のスコア目安は「【2500~3499】やや快適 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。」となっています。さすがに「ディスクトップPC・最高品質」設定は無理みたいですが「ノートPC・標準品質」設定であればそこそこプレイできるレベルかと思います。

まとめ

最近Microsoftが、今後の次世代プロセッサのサポートはWindows 10のみと発表しました(簡単に言うと最新のCPUのサポートはWindows 10のみで、古いOSバージョンはサポート対象外)。Windows7や8を使い慣れた方は少し頭の片隅に入れておいたほうがよいかもしれません。

いかがでしたでしょうか、CPU選びのお助けとなりましたでしょうか。もしCPU選びで迷ったら、すかいらーく系列のお店でゆっくりドリンクでも飲みながら、skylakeに思いふけるのも良いかもしれません。

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