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Intel HD530の特徴 ~ 内蔵GPUってなに?

Intel HD530の特徴 ~ 内蔵GPUってなに?

ゲーミングPCBTOパソコンについて調べていると必ず現れる言葉が「グラフィックボード(ビデオカード)」です。これはGPUを搭載した画面描画を司るパーツですが、パソコンによってはグラフィックボードを搭載していないパソコンもあります。
このようなパソコンはグラフィックボードの代わりとなる機能が内蔵されており、内蔵のGPUと呼ばれています。この記事ではIntel CPUに搭載されている内蔵GPU、intel HD530やこの内蔵GPUでゲームが楽しめるのかどうかなどを解説します。ぜひご覧下さい。

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intel HD530の特徴

intel HD530はSkylake CPUに内蔵されている

intel HD530はIntel社製CPUの中でもコードネームSkylakeに搭載されています。Skylakeは第6世代Intel Coreプロセッサとして2015年8月に登場し、Core i7 6700シリーズやCore i5 6600シリーズなどがあります。
まずintel HD530が組み込まれているSkylakeの特徴としてはソケットの規格が従来のLGA1150からLGA1151と変わったことやDDR4メモリに標準対応するようになったことなどが挙げられます。
以前のHaswellはLGA1150ソケットでしたがLGA1151へソケットの規格が変更になったため、従来のソケットとは互換性がありませんからご注意下さい。
またDDR4対応となったことから、メモリの動作速度が向上し省エネ性能も良くなりました。

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DirectX12に対応

DirectX12とはMicrosoftが提供するマルチメディア処理用APIで、ゲームにも利用されています。2015年のWindows10登場と同時に6年ぶりにバージョンアップされました。
DirectX12に対応していることから、これを利用しているゲームにてパフォーマンスの向上が期待されます。

H.265(HEVC)へのハードウェアエンコード、デコードへの対応

H.265は動画圧縮規格のひとつで、動画配信サイトや携帯端末向け配信映像などで利用されており、HEVCとも呼ばれます。intel HD530はこのH.265に対応しているため、4K動画編集や各種コンテンツを楽しむのに最適な内蔵GPUです。
動画編集が好きな方や4K画質で楽しめるゲームをプレイしたい方は大きく恩恵を受けることができます。

HDMI2.0対応により高精細画質を楽しめる

intel HD530はHDMI2.0に対応しています(ただしディスプレイポートにてHDMI2.0変換チップが必要)。そのためこの変換チップを搭載しているマザーボードを利用すると、4K対応テレビなどへ高精細な画質のまま出力することが可能です。

内蔵GPUとは何か

ところで内蔵GPUとはいったい何でしょうか。intel HD530を理解する上で、内蔵GPUの理解を欠かすことはできません。
そもそもパソコンは演算処理をCPU、描画などの処理をGPUで行っています。
以前はチップセットのノースブリッジと呼ばれる部分にオンボードGPUとして置かれていましたが、省エネ性能の追求によりGPUはノースチップからCPU内に内蔵されるようになりました。
このGPUはグラフィックボードとして単体のパーツを取り付けることもできますが、オフィス用途やインターネット閲覧といったグラフィックボードを必要としない用途であれば内蔵GPUで十分にこと足ります。

グラフィックボードを購入しなくてもゲームが遊べる

ゲーミングPCは一般にグラフィックボードというパーツを使用して、普通のパソコンとは比べものにならないほどの描画性能を搭載しています。しかしグラフィックボードはミドルクラスでも30,000円以上、ハイエンドクラスとなれば10万円は下らない高級パーツです。この点でゲームに興味があるけど手が出せないという方もいらっしゃるでしょう。
しかしながらintel HD530の性能はなかなかの優れもので、ある程度高スペックなグラフィックボードが必要なゲームすら動かせる可能性があります。グラフィックボードがないとゲームができないと考えるのは尚早ですよ。

グラフィックボードを購入しないとゲームが遊べないという誤解

「うちのパソコンにはグラフィックボードがついていないから、ゲームは遊べない」と考える方がいらっしゃるようですが、それは誤解です。
正しく言うと「本来の性能が発揮できなかったり、一部の機能が使えなかったりする」ことがあります。
というのもゲームもひとつのアプリケーションですから、パソコン上で動作する仕組みは他のアプリケーションと変わらず、パソコンの描画処理を利用します。グラフィックボードを搭載していないパソコンであれば、内蔵GPUなどすでにパソコン内にある描画処理の仕組みを利用して動作するため、ゲームができないということはありません。
ただしゲームによっては、グラフィック機能が内蔵GPUの場合は動作保証しない、VRAMとメインメモリが共有されている場合は動作保証なしといった注意書きがあることもあります。この点はご注意下さい。

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グラフィックボードを搭載していないパソコンの違い

グラフィックボードを搭載していないパソコンと、搭載しているパソコンの大きな違いは、GPUの性能とVRAMです。
intel HD530は第9世代グラフィックコアとして上にも書いたとおり素晴らしい特徴を備えていますが、描画処理だけに特化した場合、描画処理専用パーツのグラフィックボードにはまだまだ劣ります。
しかしながら内蔵GPUとしてはかなり進化しており、古いGPUであれば遜色ない動作をする可能性もありますし、正式対応したDirectX12を利用したゲームであれば、高いパフォーマンスを発揮します。
グラフィックボードにはGPU以外にもVRAMと呼ばれる部品が搭載されていて、これも描画処理の性能に大きく関係します。VRAMとは描画処理用に使われるメモリのことで、ほとんどのグラフィックボードに搭載されています。
Intel HD530のようなグラフィックボードを搭載していない内蔵GPUを使用する場合、VRAMに相当する部分はメインメモリから拝借することとなり、専用パーツのグラフィックボードを利用した場合に比べると、性能が見劣りするのはやむを得ません。

画質を落とせばゲームは快適に動く!

ゲームを遊びたいけど快適に遊べるかどうか不安、そんな方は画質を落として遊んでみましょう。
画質を落とすというと、なんだかゲームがとても汚くなるのではないかと心配されるかも知れませんが、普通に遊ぶには十分な画質は保たれるため心配の必要はありません。
そもそも最新のゲームを最高の画質で遊ぶことができるのは、比較的新しいグラフィックボードを持っている方やゲーミングPCを新調したばかりのごく一部のユーザーだけです。多くの方は画質を標準またはそれ以下に落としているので大丈夫です。

画質を落としたほうが快適になることもある!

描画性能がゲームの出来不出来に直結するゲームの場合、画質を落としたほうが快適にプレイできることもあります。
例えばFPSのようなゲームであれば、描画処理にもたついたおかげで敵の発見が一瞬遅れたり、反応が遅れてしまったりすることも考えられます。コール オブ デューティやバトルフィールド4のようなゲームを、美麗な画質で楽しみたい気持ちはFPS好きなら誰しも抱くものですが、それよりもまず勝つことが大切ですよね。描画のもたつきで撃ち合いに負けたとなれば悔やんでも悔やみきれません。
またFPSほど瞬時の判断力が求められないとしてもファンタシースターオンライン2のようなアクションRPGやその他MMORPGのRAIDボスなどの場合も同様です。かっこいいエフェクトをキレイな画質で楽しむことも大切ですが、それ以上に的確なバフを入れたり、間違いのない位置取りをしたりするほうが先決です。
つまり画質にあまりこだわりすぎず、無理をせずに画質を落としてプレイするほうが快適なこともあると覚えておいて下さいね。

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画質を落とすならベンチマークテストを利用しましょう

グラフィックボードの利用が推奨されるようなゲームであれば、必ずと言って良いほどベンチマークテストのプログラムが用意されています。
このプログラムをパソコンにインストールして動かすと、自分の好みの画質設定で、どのくらいゲームが快適に動くかを判定することができます。
なおファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドのベンチマークプログラムの場合、ゲームの快適さは「非常に快適」から「動作困難」まで8段階に分けて判定が可能です。低い判定の場合はグラフィックの設定の調整を推奨するなど、わかりやすいコメントで知らせてくれます。
プレイしたいゲームがある方は、まずはこのベンチマークテストを動かしてみましょう。

解像度を落とすのはかなり効果的

皆さんのパソコンはどのくらいの解像度で動作しているか、ご自身で把握していますか?ゲームのアプリケーションにて動作する解像度を設定できるため、これを小さな数字にすることもポイントです。
例えば1920x1080と1280x780の2つの解像度でゲームの快適さを比べると、同じマシンでもまったく違う動きになることがあります。
intel HD530の性能はかなりのもので、この内蔵グラフィックチップを利用してプレイした場合、1920x1080ではかなり重さを感じていたものが1280x780では快適にプレイできるようになったという口コミもあります。
画質の細かい設定を行うよりも、まずは解像度を落とすことから始めても良いでしょう。

画質を落として快適にプレイできるゲーム

では、どんなゲームだと画質を落として快適にプレイできるでしょうか。最終的にはベンチマークテストを利用して確認する必要はありますが、ゲームの特徴や必要スペック、推奨スペックからもある程度推測が可能です。
描画は3Dよりも2Dのほうが処理の負荷は軽くなります。このため2D対戦格闘ゲームやシューティングゲームの場合、最新のゲームでも画質を落とすことで快適なプレイが期待できます。
またいわゆる美麗なグラフィックがどんどん動くようなゲームは画質を落としても快適なプレイが難しい可能性が高いです。例えばファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドやメタルギアソリッド5:ザ・ファントム・ペインのようなゲームが該当します。
ゲームの動作形態に「ブラウザゲーム」がありますが、これは快適なプレイが可能です。ブラウザゲームはゲームのアプリケーションをインストールするのではなく、ブラウザ上で楽しむためのものですから、動作環境の関係上、非常に大きなスペックを要求するほどのプログラムを動作させることはできません。PCの性能にもよりますが、グラフィックボードを利用しなくとも既定の画質でプレイできるでしょう。
ブラウザゲームと同様、戦略シミュレーションゲームなども求められるグラフィック性能が大きくない傾向にあります。シミュレーションゲームはGPUよりもCPUの演算能力が重要視されることやファン層にゲーミングPCを用意するようなコアゲーマーよりも、普段使いのパソコンで楽しみたいと考えるライトな層が多いため、要求スペックが高くならないように配慮して作られているのも理由のひとつです。
この他、歴史が長いと言われるMMORPGにはグラフィックボードがなくても楽しめるものがあり、これらのほとんどはintel HD530の性能は十分すぎるものです。このようなゲームであれば数年経過した古いマシンでも、画質を落とせば快適に楽しめます。

intel HD530の性能〜旧型グラフィックチップとの違い

ゲームにおいてintel HD530と旧型グラフィックチップはどの程度の差が生じるでしょう?

ドラゴンズドグマオンラインはかつて動かなかった

筆者が試したパソコンの内蔵GPUは第7世代HDグラフィックスと呼ばれるHDグラフィックス2500です。この記事で紹介しているのはintel HD530で第9世代ですから、2世代の差があります。
ドラゴンズドグマオンラインベンチマークテストでは、第7世代のHDグラフィックス2500は画質設定を最低にしても、設定変更を推奨されるレベルでした。(このテストは2015年7月頃、ドラゴンズドグマオンラインのベンチマークテスト公開当時に行いました)
このため泣く泣くドラゴンズドグマオンラインのプレイをあきらめたことがありますが、intel HD530を使用したマシンでグラフィックボードを使用せずにベンチマークテストを行ったところ、普通にプレイできるという判定が出たとのことです。
これからintel HD530を使われる方は、スペックの関係であきらめていたゲームも楽しめそうですね。今後DirectX12対応のゲームが増えてくるため、intel HD530を使うことによるアドバンテージは今よりどんどん大きくなりますよ。
もちろんその場合はメモリをDDR4にすることを忘れないで下さい。できれば4GB、8GBと多めの容量を搭載することもおすすめします。

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旧型グラフィックチップでカクカクしているゲームなら期待大!

旧型のグラフィックチップで動作にチャレンジにしても動かなかったゲームやカクカクして動きがスムーズでなかったゲームがあれば、intel HD530にすることで動くようになる可能性は十分にあります。もちろん解像度を1280x780以下にするなど対応策は必要ですが、グラフィックボードを利用しなくとも遊べるゲームが増えるのは朗報です。

intel HD530はなかなかの優れもの

この記事ではintel HD530の特徴などをお伝えしました。DirectX12への正式対応により、これから登場するゲームではパフォーマンスの向上が期待できますし、
H.265に対応していることから4動画編集や動画コンテンツの視聴もより楽しめるようになります。
またHDMI2.0対応により、テレビ画面に4k画質の出力が可能です。対応するゲームをテレビの大画面で楽しむこともできますね。

ゲームはグラフィックボードがなくとも楽しめるものであり、そのコツは画質を落とすこととご説明しました。
特に解像度を落とすことでゲームの動きが劇的に変化することもあります。
性能が進化したintel HD530で、ゲームや動画編集など思い思いの楽しみを実現して下さいね。

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