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サウンドカードの歴史とゲーミングPCにおけるサウンドについて

サウンドカードの歴史とゲーミングPCにおけるサウンドについて

サウンドカードとは、サウンドボードとも呼ばれ、パソコンに音声信号の出力能力を付加するパーツとなります。これからパソコンを購入しよう、という方は、サウンドカードという言葉を特に意識しないことも多いと思います。かつてはパソコンは素の状態では、音声出力機能を持っていないか、極めて貧弱なものであり、音声出力が必要な場合はサウンドカードをパーツ構成に加えることが一般的でした。ここでは、サウンドカードの歴史的な背景と、関連する用語の説明を行っていきます。

パソコンの音声機能

初期のパソコンには、音声機能はそもそも無いか、ビープ音のみという状況でした。実際、表計算ソフトなどのビジネスユースのみであれば、音声出力機能は必要ありません。会社のパソコンは音声が出ない設定にしている方も多いことでしょう。しかし、パソコンの主要な用途のひとつとして、PCゲームが現れ始めると、状況は変わってきます。音声の無いゲームは何とも味気ないものですよね。パソコンが普及するにつれ、世界的にはIBM PC/AT互換機、日本においてはNECのPC-9801シリーズ用のサウンドカードが多数登場しましたが、これは、より豊かなゲーミング環境を求めるユーザーの存在が後押ししてきた現象でもあったのです。

OSの対応

Windowsのサウンド対応の歴史ですが、Windows 3.0までは標準で動画や音声を扱うことは出来ませんでした。Windows 3.0 with Multimedia Extensions(Windows MME)という別売りの追加パッケージを購入することで、初めて動画や音声を扱うことが出来たのです。当時、動画や音声ファイルを取り扱う機能は「マルチメディア機能」と呼ばれました。1993年登場のWindows 3.1で初めて標準でマルチメディア機能が搭載され、続くWindows 95では主要機能として大きくアピールされたのです。ハードウェアとしてのサウンドカードの全盛期は、Windows 95からWindows 2000に至る、1990年代から2000年初頭までだったと言えます。1990年代後半からは、マザーボードの標準機能としてサウンド機能を備えることが広がり始め、2000年前後には一般的に販売されるマザーボードには、ほぼ標準状態でサウンド機能が搭載されている状況となりました。これ以降のサウンドカードは、基本機能として音声機能を付加することが目的ではなく、音声再生機能の高品質化を目的としたものに変わって行きました。

オーディオ端子の種類

・フォーンプラグ

現在標準的な接続方法は、フォーンプラグ、そのなかでも3.5mmのミニジャックを用いる方式です。ちなみに、挿す側のオス端子を「プラグ」と呼び、対するメス端子を「ジャック」と呼びます。フォーンプラグは3極のステレオ用のものを用います。2極のものはモノラル用です。ジャック側は、多くのパソコンで3つを備えます。オーディオ機器から音声を入力するためのライン入力端子、ヘッドフォンに接続するためのヘッドフォン端子、マイクを接続するマイク端子、の3つです。まとめて、オーディオ端子と呼ばれることも一般的に見られます。

・S/PDIF

オーディオ端子経由の接続では、パソコン内部の処理はデジタルでも、最終的に再生デバイスでデータを受け取る際にはアナログ化されていることになります。音声を、デジタル信号のままで入出力するための規格を、S/PDIF(エスピーディアイエフ:Sony Philips Digital InterFace)と呼びます。英語表記からも分かるように、ソニーとフィリップスが共同で策定した規格です。デジタル信号のまま、音声データのやり取りが可能で、劣化が無いことが特徴です。現在、販売されている単体サウンドカードの多くに備えられている機能です。ちなみに、HDMI規格は音声データをのせて伝送することが可能ですが、音声信号の信号化にはこのS/PDIF規格が用いられています。信号化に際して規格基準が用いられているということで、HDMI端子があれば、S/PDIF端子は無くても音声データの伝送は可能ですので、ここは誤解しないようにしてください。

・MIDI

MIDI(ミディ:Musical Instrument Digital Interface)規格は、こちらも英語表記の通り、パソコンと電子楽器を接続するための規格です。日本のMIDI規格協議会が中心となって策定された規格です。MIDI規格を用いてパソコンと電子楽器を接続する際は、USB接続のMIDIインターフェースを用いることが一般的です。

ゲーミングPCとサウンド機能

ゲーミングPCにサウンド機能は欠かせないものです。ゲーミングPC、ゲーミング用途にパソコンが用いられることは、パソコンにサウンド機能を標準搭載していく、大きな原動力ともなったのです。現時点では、マザーボードに標準搭載されるサウンド機能でも、ほとんどの場合に不満を感じることが無いレベルにまでは進化してきています。とはいえ、追求すると非常に奥深い楽しみが待ち受けているのもオーディオの世界の特徴です。単体のサウンドカードを購入して、音声出力の変化、品質向上を実感するのも、ゲーミングPCの楽しみの一つかも知れないですね。

ドスパラで販売されているサウンドデバイス

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