
巷で話題の「フィギュアヘッズ」をちょっとやってみたら、なんだかすごいスポーティなゲームだったのでレポートします!
フィギュアヘッズとは
ドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズでお馴染みのゲームメーカー、スクウェア・エニックスが運営するオンラインゲームで、MOBAのルールをベースにしたTPSとRTSを融合した新しいジャンルのオンラインゲームです。
…ってなんだそれ!!
って感じですが、日本語にすると
- 2つのチームに分かれて敵チームの本拠地を制圧しつつ、敵のコアを撃破する(MOBA)
- プレイヤーはスタークラフトみたいに軍備や布陣に注視するのではなく、自機であるフィギュアヘッズを第三者の視点で操作する(TPS)
- 戦いはリアルタイムに進行し、プレイヤーは自機のほかにAIロボットの僚機に命令を出し、プランを立てながら戦う(RTS)
言葉にするとなんだかやること盛りだくさんなゲームですね。
とりあえず、基本無料ということで試しにやってみました。
ゲームのダウンロード
フィギュアヘッズは公式サイトから無料でダウンロードができます。
その際スクエアエニックスのアカウントの作成が必要になりますが、もちろんアカウントを作るのも無料です。
↑ランチャー(初めてゲームスタートするまでは、アップデートで40分くらいかかりました)
フィギュアヘッズの世界観
スタートするとフィギュアヘッズの世界設定の概要を説明したオープニング動画が流れます。
フィギュアヘッズの世界は
- 20世紀の終わり、地球に落下しそうになった巨大隕石を迎撃ミサイルで撃ち落とした際に、散り散りに落っこちた隕石の破片で人類の居住区は壊滅し、さらに隕石の破片から出る有害な成分により、人類は地下シェルターでの暮らしを余儀なくされた。
- 地下から地上を安全に管理するためにロボットの開発が進み、「2Foot」という無人ロボットを操作して戦わせる「2Footバトル」が生まれる。
- 2FootバトルをW2BFという企業が「BOTgame」という競技に発展させ、世界中で流行中
という設定ってことで、プレイヤーは2Footを操作する選手(ランクス)となって「BOTgame」に挑むって感じです。
「巨大隕石を撃ち落とす!」とか、「隕石で暮らせなくなった居住区をとりもどす!」というような王道SFストーリーがゲームになっているわけじゃなくて、その世界で流行っている競技をプレイするゲームってところが斬新ですね。
フィギュアヘッズの遊び方
プレイヤーは2Footというロボットの自機1台となって操作します。
僚機と呼ばれるお伴を2機従えていて、この2機に命令をすることで、敵の背後に回ってもらったり、施設を制圧してもらったり、先導させて安全を確かめさせたり、盾になってもたったり… と、うまくやれば僚機に戦わせて自ら撃ち合うこと無く勝利するということもできるらしいです。
自機は射撃攻撃がメインで、自機だけで戦うゲームだったら普通のシューティングゲームになると思います。
自機の操作は要エイム力です!
弾切れや体力がなくなった場合は、制圧した施設に入ると補給ができます。
私も今チュートリアルとシングルモードで練習中なんですが、エイム力皆無なので僚機ちゃんたちに頼りまくってます。
(僚機に先に行かせて攻撃させ、自機(私)は後ろの方から隠れて射撃しているところ)
無駄なく効率よく制圧するために先の展開を予測して指示を出さないといけないので、頭を使います。
僚機は壊れると復活するのに時間がかかるので、いくら盾になってもらうとはいえ、なるべく被弾させないように移動先を考えなければならないし、考えることがたくさんある中で敵も迫ってくるので難しいですが、僚機と自機で挟み撃ちが決まった時なんかは気持ちがいいです。
この僚機使いが、単なるシューティングゲームとは一線を画すフィギュアヘッズの難しいけど面白いところですね。
ルール
敵軍のポストチャージを0にするか、試合時間終了時のポストチャージが敵軍より多いチームが勝ちです。
ポストチャージは両軍が持っているエネルギーのことで、赤と青のゲージであらわされています。
残量が全く同じだった場合は、施設を制圧している数が多い方が勝ちとなります。
(↑画面上に出ているのがポストチャージ)
敵のリーダー機をやっつけるのと、敵のコアを攻撃するとポストチャージを減らすことができます。
施設は回復や弾薬の補充ができるサークルで、サークル内に入って一定時間保てば制圧できます。
サークル内に味方が多く入ると制圧するのも早くなります。
敵軍のポストチャージを減らしつつ、施設を制圧するっていうのが試合の流れです。
動作環境
公式サイトによる動作環境は以下の通りです
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows® 7, Windows® 8, Windows® 8.1, Windows® 10 ※32bit版または64bit版, 日本語版 |
Windows® 7, Windows® 8.1, Windows® 10 ※64bit 日本語版 |
CPU | Intel® Core™ 2 Duo 3GHz以上 | Intel® Core™ i5 3GHz以上2GB以上 (64bitOSの場合は4GB以上推奨) |
メインメモリ | 2GB以上 (64bitOSの場合は4GB以上推奨) | 8GB以上 |
HDD/SSD空き容量 | 20GB以上 | 20GB以上 |
グラフィックカード | NVIDIA® GeForce® GTX 260 以上, ATI Radeon™ HD 5770 以上 (共にVRAM 896MB以上 必須) |
NVIDIA® GeForce® GTX 960 以上 |
画像解像度 | 1280×720 | 1920×1080 |
インターネット | ブロードバンド接続 | ブロードバンド接続 |
サウンドカード | DirectSound® 対応サウンドカード (DirectX® 9.0c以上) | DirectSound® 対応サウンドカード (DirectX® 9.0c以上) |
DirectX® | DirectX® 9.0c以上 | DirectX® 9.0c以上 |
結構高スペックなPCが必要ですね。
私のゲーミングPC ガレリアゲームマスターでは、グラフィック設定をすべて『hight』にしていますがサクサクです。
インストール、アップデートなど、ゲームを始めるまでに時間がかかってしまったので試していませんが、私の旧PC Surface Pro 3などのゲームに特化していないパソコンだと、サクサク動かすのは難しい印象です。
ガレリアゲームマスターはPCゲームを遊ぶ人のためのパソコンですので、全くストレス無く遊べました!
特にフィギュアヘッズのようなeスポーツ要素が高いゲームの場合、一瞬の動作の遅れが負けに直結してしまうので、まずは負けない環境(ゲーミングPC)を用意した上でプレイしたいですね!
プレイしてみて…
私はまだチュートリアルとシングルモードしかプレイしていないのですが、
すっごい頭使うゲームで結構疲れます。
エイム力もあった方がいいとは思いますが、『いかに僚機を使いこなせるか』ということの方が大事だと思います。
(まだオンラインでマッチングする試合にはでたことないので偉そうなことはいえませんが…)
無料とは思えないくらい作りこまれたゲームで、グラフィックも細かくて綺麗で、PCゲームって無料でハイクオリティなゲームができるのですごいと思います。
そして、とってもeスポーツ向けなゲームだなとも思いました。
「BOTgame」はゲームの設定上で競技として位置づけられているけれど、そのまま状況分析能力と戦略マネジメント能力、自機と僚機を操る技術力を競うeスポーツ競技として発展できるルールになっていると思いました。
今後eスポーツが広まってきた時に種目として採用されるかもしれませんね!
興味がある方は是非プレイしてみて下さい!!
注意:本記事に掲載されている画像はフィギュアヘッズにおいて撮影されたものです。内容が変更・修正される場合があります。
フィギュアヘッズ公式サイト
http://figureheads.jp/
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